こんにちは

body make studio BASE 

代表トレーナーの高鳥です。





突然ですがルッキズムって言葉ご存知ですか?


私は最近知った言葉なんですけど


日本では「外見至上主義」と訳されるのですが


外見や容姿を基準に人を判断したり

差別的な発言のもとになったりする思想や社会現象のことを指します。


今回はそんな


【日本のルッキズムの異常さ】



というお話をひとつ。




ルッキズム

つまり見た目や容姿で人を評価する風潮は

顔だけでなくボディスタイルに対しても強く根付いています。

日々SNSやメディアに触れる中で、知らず知らずのうちに「理想のボディ」が

頭の中に刷り込まれている方も多いのではないでしょうか。


特に日本や韓国がこの風潮が強く、

他人への評価や自身の評価に外見を気にしすぎる傾向にあります。



特に日本は他人への身体的評価が厳しいとも言われています。

そのせいか、日本ではビキニが着れないけど海外では着れる

と言う方もいるほど。




前提として、美への追求や高みを目指すことは

とても素晴らしいことですし、むしろ私も応援します。


しかしこれが行き過ぎるのが問題なわけですよ。



そもそもね、

「理想の身体は痩せれば手に入る」

なんて安易に思っている人が多すぎます。

プロから言わせれば、そんな簡単な話じゃない。



例えばそうだな…

体重としては標準体重だが、下っ腹や脚痩せがしたいと。

そこで取り組むのが食事制限っていうのは、

優先順位が違うって冷静になればわかるじゃないですか。


確かにさらに痩せれば、多少細くなるかもしれないが

体重も健康もジリ貧ですよね。


厳しいこと言うようですが、これが事実。

でもそんなことわからないから

SNSなどで見る人に憧れて、無理な食事制限などをしちゃうんです。


自己流って怖いね。



長くなりましたが、

今回はそんなルッキズムの特徴と、

それが引き起こすリスクについて詳しくお話ししていきますね。




ルッキズムの特徴:ボディスタイルへの影響


日本では顔の美しさだけでなく、

「スリムな体型」「引き締まったウエスト」「脚の長さ」など、

ボディスタイルに対しても厳しい美の基準が存在します。

「細い=美しい」「筋肉質な体=理想的」といった固定観念が広く受け入れられており、

特に女性には、華奢でスリムな体型が求められることが多いです。

一方で、男性には筋肉質で引き締まった体が理想とされているのも特徴です。




また、SNSやテレビ、雑誌では「理想のスタイル」を持つモデルやタレントが紹介され、

それが「美しさの基準」として受け取られがちです。

日常的にこうした情報に触れることで、自分の体型に不安を感じたり、

無意識のうちに「これが美の基準なんだ」と思い込んでしまうことも少なくありません。


そう、これが問題なんです。



ルッキズムがもたらすリスク


このような画一的な美の基準に当てはめて自己評価を行うことは、

メンタルにも身体にも大きなリスクを伴います。

例えば、「もっと痩せなければ」「筋肉をつけなければ」といったプレッシャーから、

無理なダイエットや過度な筋トレに走る人も増えており、

これが健康を損なう原因にもなりかねません。

特に、極端な食事制限や過剰な運動は、心身に深刻な負担をかけ、

最終的には逆効果になるケースも多いです。



さらに、「見た目が良くないと人間として評価されない」と感じてしまうことで、

自己肯定感が低下し、メンタルヘルスにも悪影響を及ぼすことがあります。

自分の外見に自信が持てないことから、社交不安や孤独感を感じやすくなり、

コミュニケーションが苦手になる人も少なくありません。

こうした風潮が続くことで、外見に囚われた考え方がますます社会に浸透し、

互いの多様性を認め合う風土が損なわれていく懸念もあります。





ルッキズムと向き合うために


ルッキズムのプレッシャーから解放されるためには、

まず「他人と自分を比較しない」意識が大切です。

メディアに登場する人々のスタイルがすべてではありませんし、

それが健康的であるとは限りません。

自分の体質やライフスタイルに合った健康管理を大切にし、理想に振り回されないことが重要です。




さらに、私たちトレーナーとしても、外見や体重だけに注目するのではなく

「健康な身体づくり」をサポートしていきたいわけです。


内面から輝く健康美を目指して、

日々の生活の中で自分にとって無理のない健康習慣を見つけてみてください。

自分らしい美しさは、外見だけではなく、体の内側から作られるものです。

その結果、理想のお身体に近づいていきます。



あなたは体重が書かれた看板をぶら下げて歩いているわけではないのですから。

ルッキズム

「外見」だけにとらわれず、心身ともに健康的な美しさを大切にしていただきたいと思います。



おつかれさまでした。




高崎市のパーソナルジム

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