こんにちは。


body make studio BASE 

代表トレーナーの高鳥です。



前回のブログからの続きとして

東洋医学について書いていこうかと思いっているのですが、



今回私が参加した高知県での研修合宿がもう最高すぎまして…

何が最高かって高知県って食べ物が美味しすぎるんですよ。

さすが本場といったところ、鰹のタタキはレベルが違いすぎて何回食べたか🤤


研修中も暑さと難しさで頭がパンクするたびに仲間と超絶綺麗な川に飛び込むという

もはや中学生の夏休みよろしくテンションで

全力で学んで全力で遊んでいた大人の夏休みだったわけです。



とまあ伝いたいことは山ほどあるのですが

今回も研修で学んだ東洋医学のお話を中心に


【経絡の不思議】


というお話をひとつ。




経絡とは臓腑を繋ぐ12本の気の流れのことを指し

この臓腑を繋ぐ12経絡の気の流れがスムーズであれば健康が保たれるというもの。


この辺りは前回のブログでも書いたかな。




その経絡上にいくつものツボがあり、鍼灸師たちはそのツボに対して

手技や鍼をしてアプローチするわけですね。




例えば問診で…

お客様の自覚症状としての筋肉の張りを感じており、

病んだ時のサインとしては感覚器としての症状が現れやすく、酸味を好み、怒りやすくなる。


以上を問診で引き出しつつ…
腹診というお腹を触って五臓の状態を確認、

脈診という手首の脈をとってアプローチする経絡を決め

経絡上のツボを押したり鍼をしたりするわけです。



ちなみに以上の問診では、五臓のうち「肝」が虚(気が抜けている)になっている状態なので

経絡アプローチとしては、脈診次第で脚の内側もしくは体の背面に対してアプローチすると

肩こりが良くなって、眼精疲労まで取れるという。


患部に触れずとも治すことができ、

慢性痛や不定愁訴までアプローチできるのが経絡なんですね。


これってすごくないですか?




西洋医学だと患部に対しての処置が基本なのに、触れずに治すっていう…


なのでこれは講師の先生も言っていたことなんですけど、

東洋医学を学んだはずの鍼灸院で患部に直接鍼を打つヤツは三流だそうです…笑




確かに私がトレーナーなりたての頃、四十肩で悩んでいた際に

凄腕鍼師と噂を聞いて行ったのが、盲目のおじいちゃんがやっている鍼灸院でして、

肩に一切鍼を刺さず、体のあちこちを一突きすると一瞬で治ったんですよね。


鍼ってすげー!って当時不思議に思っていたことが

今回研修を受けて「あっ、そういうことなんだ!」って。




このように東洋医学とは五臓六腑という内臓に対してアプローチをすることで

全身の気の流れを正常にして対処療法ではなく根本治療を目的としています。



今回の研修合宿では講師の先生独自メソッドと言いますか、

東洋医学アプローチに西洋医学エッセンスも足したハイブリッド手技と言いますか、

鍼は刺せませんが、指でも十分経絡上のツボ押し効果はあるということで

そのメソッドを教えていただいた二泊三日でした。



いやー高知まで行った甲斐があったなー。



経絡アプローチは今後のセッションにも活かしつつ

休んだ分、お客様に還元できるよう理解をさらに深めていく所存です。




今回は不思議な経絡アプローチについて

おつかれさまでした。







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