こんにちは!
body make studio BASE
代表トレーナーの高鳥です。
このブログが配信される頃
ちょうど私は高知県の山奥で修行しております。
というのも
2024年9月の当店は特殊な営業でして…
24日〜28日までの5日間の休暇をいただいております。
5日間もお店を休むことは初めてのことで、
正直申し訳ない気持ちが大きいのですが
休暇とはいってもただ休むわけではなく
2泊3日の研修合宿に参加しております。
しかも高知県の山奥という辺境の地へ…
なんで高知だよって心ではめっちゃ突っ込んでいます。
場所はともかく、研修の中身はかなりの充実した内容でして
大阪でパーソナルトレーナー&治療家として活動されている
いわゆるゴッドハンドの先生の特別合宿なんですね。
その中身は東洋医学に触れるのがメインということで
今回のブログは東洋医学の概要に触れてみる
【東洋医学とは】
というお話をひとつ。
東洋医学とは言っとりますが、そこにはインド医学なども入ってきてしまうので、
中医学が正しいのかもしれないですね。
中医学の概要
中医学は数千年にわたる中国の伝統医療体系で、自然と人間の調和を重視します。
その理論や治療法は、陰陽、五行、気、血、精の概念を基にしており、
西洋医学と異なり、全体的なアプローチを重視し、身体のバランスを回復させ、病気の予防に注力するものです。
病気を治すというよりも、未病を治すというイメージが湧きやすいかもしれません。
中医学の理論と哲学
・陰陽理論
陰陽は、互いに対立しながらも補い合う二つのエネルギーを表します。
陽は活動的、熱、明るさ、外向きのエネルギーを表し、
陰は静的、冷、暗さ、内向きのエネルギーを象徴します。
健康は陰陽のバランスにあり、どちらかが過度に強まると病気が発生すると考えられます。
・五行理論
五行は、木、火、土、金、水の五つの要素で構成され、
それぞれが特定の臓器や感情、自然現象と関連付けられています。
これらの要素は相互に影響を及ぼし合い、
身体の健康や病気の原因を理解するための指針とされています。
んーなんか、わかりにくい。
全てのものは木火土金水に分類され、支え合う相互関係ってところでしょうか。
中医学の主要な概念
・気
気は、生命力やエネルギーの流れを指します。
気が体内を円滑に流れることが健康の基盤であり、気の停滞や不足は病気の原因となるとされています。
・血
血は、体内を循環し、栄養を供給するものです。
気と共に作用し、身体の調和を保つ役割を果たします。
・精
精は、体の根本的なエネルギーを表し、成長、発育、生殖に関与します。
精の蓄積や損失は健康や老化に深く関わります。
診断法と治療法
中医学では、病気の原因や状態を診断するために、四診法(望診、聞診、問診、切診)を用います。
・望診:視覚的に患者の外見、舌の状態、体色を観察する。いわゆる舌診ですね。
・聞診:患者の声や呼吸音、体臭などを聞く。呼吸の深さも関係します。
・問診:患者の病歴や症状、生活習慣を詳しく聞く。シンプルにヒアリングですね。
・切診:脈診や触診を通して、体の内部状態を判断する。お腹を押すような腹診など。
中医学の治療法には、多くの選択肢があります。以下に主要な治療法を紹介します。
鍼灸(しんきゅう)
鍼灸は、特定の経穴(つぼ)に鍼を刺したり、熱を加えたりして、気の流れを調整する治療法です。
痛みの軽減やストレス緩和、消化機能の改善などに広く用いられています。
ちなみに今回は鍼はさせないので、鍼灸アプローチは教わりません。
ただ経絡やツボが理解できると、指で押すことでも効果が得られます。
・漢方薬(中薬)
漢方薬は、植物、鉱物、動物由来の成分からなる調合薬です。
体質や症状に応じて個別に処方され、病気の原因となるバランスの乱れを修正します。
・推拿(すいな)
推拿は、手技療法の一つで、指圧やマッサージによって経絡や筋肉を刺激し、気血の流れを改善する手法です。
単純に手技ですね。
・食養生(栄養療法)
中医学において、食事は治療の重要な要素とされ、体質や季節に応じた食材選びが推奨されます。
特定の食材には、身体の気や血を補う効果があるとされています。
やはりどの医学においても
食は絶対です。基礎基本ですね。
現代における中医学
中医学は、現代の西洋医学とは異なるアプローチをとるものの、補完医療として多くの人々に利用されています。
特に、慢性疾患やストレス、アレルギー、消化器系の問題に対して効果があるとされています。
実際にツボ刺激でアレルギー症状や内臓の不調も改善に向かったり。
中医学は「全体としての健康」を重視するため、予防医学としても有効。
現代社会でのストレスや不規則な生活習慣によって生じる多くの問題に対処する手段として、
中医学が再評価されているようです。
中医学と西洋医学の統合
近年では、中医学と西洋医学の統合が進んでおり、両者の長所を組み合わせた治療が提案されています。
実際に今回の研修で教わるのは、この二つをいいとこ取りした手技など。
中医学の全体論的なアプローチは、個々の患者の体質や生活習慣に合わせた個別化医療としても注目されており、
西洋医学の診断技術を取り入れることで、中医学の効果をより確実にする試みも行われるとのこと。
最後に
東洋医学・中医学ってなんだか謎が多くて胡散臭いって思う方もいらっしゃると思います。
しかし古来から存在する伝統医療ですし、今もなお世に広まっているということは
理屈じゃ証明できない力があるからなんですね。
実際に中医学含めアーユルヴェーダなどの伝統医療も
WHO(世界保健機関)に認められている伝統医療な訳です。
私は基本的に西洋医学寄りの考え方でトレーナーをしてきておりますが、
この東洋医学のアプローチも身につけ幅広く対応できるようにし
今より更にお客様に還元できるように精進してまいります。
というわけで今回は少し難しかったですが、
東洋医学・中医学についてでした。
しばらくこのような記事が続くかもしれないですねー
興味のある方はぜひ。
おつかれさまでした。
高崎市のパーソナルジム
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